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英検4級・5級のスピーキングテストは申込者全員が受けられる。級の合否とは切り離されていることを協会の公式ページで確かめた

子どもの英検5級の成績表を見ていて、私は見慣れない案内に気づきました。

スピーキングテストというものが別にあって、受けられます。

5級に面接は無いと聞いていたので、これが何なのかその場では見当もつきませんでした。

そこで、公益財団法人 日本英語検定協会の4級・5級スピーキングテストのページを、下の階層まで開いて読みました。

この記事に書いてあるのは、その公式ページに書いてあったことと、書いていなかったことだけです。

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英検のスピーキングテストは、4級・5級の申込者全員に受験資格がある

結論から書きます。

4級・5級の一次試験(リーディング、リスニング)申込者全員に、それぞれ申し込んだ級のスピーキングテストの受験資格が与えられます。

つまり、別に申し込む手続きは要りません。

協会は、受けることについての姿勢も1行添えています。

「スピーキングテストは全員受験していただくのが原則で」という書き方でした。

受けても受けなくてもよいもの、という書き方にはなっていません。

英検4級・5級の級の合否に、スピーキングテストは関係しない

ここが、いちばん誤解しやすいところでした。

「実用英語技能検定4級・5級の級認定は、従来通り、リーディングとリスニングの一次試験の合否のみで判定します」と明記されています。

スピーキングテストの側から見ても、同じことが書かれています。

「4級・5級のスピーキングテストは、リーディングとリスニングの一次試験の合否に関係なく受験できるテストです」

つまり、スピーキングテストの結果が悪くても級は取れます。

逆に、級が不合格でもスピーキングテストは受けられます。

2つは同じ検定の中にありながら、判定が完全に切り離されている作りです。

英検のスピーキングテストにも、別の合格スコアが決められている

合否が無いテストではありません。

スピーキングテスト側にも、固定された基準が公開されています。

級スピーキングテストの合格基準スコア測定技能
4級324Speaking
5級266Speaking
日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」「4級・5級スピーキングテスト」より

合格スコアは4級が324、5級が266です。

そして、合格したときにもらえるものも書かれていました。

「合格者には「4級(5級)スピーキングテスト合格」という資格が認定されます」という説明です。

級とは別の名前の資格になるということです。

結果は合否だけでなく、英検CSEスコアでも返ってきます。

自分がどのくらいの点で合格(不合格)だったかを確認できます。

英検のスピーキングテストは、自宅や学校で受ける形だった

会場に行くテストではありません。

4級・5級スピーキングテストは、自宅や学校などで好きなときに受験できます。

方式についても説明がありました。

「パソコンなどを用いるCBT(Computer Based Testing)方式で行います」という書き方です。

「インターネットを利用した録音式の試験なので、パソコン、スマートフォン、タブレットなどのコンピュータ端末が必要になります」とも書かれています。

マイクについては、専用の機器がなくても受けられます。

「マイク付きのヘッドセットがあると便利ですが、ご自宅でお持ちにならない場合でも、これらの端末に内蔵されたマイクを使って問題なく受験いただけます」という説明です。

ただし「一部のパソコン機種には、マイクが内蔵されていない場合もあります」という注意も付いていました。

動作環境として書かれていたのは、iOSが15・16・17・26、Androidが13・14・15・16です。

英検のスピーキングテストを受けるには、英検IDとパスワードが要る

受けるために必要なものも、はっきり書かれていました。

「合否結果が記載された成績表には英検IDとパスワードが記載されています。スピーキングテストを受験するためには、この2つが必要になります」

つまり、成績表そのものが受験票の役割を持っています。

成績表をなくすと、スピーキングテストを受ける入口も失うということです。

私はこの1行を読んで、成績表を写真に撮って残すことにしました。

受けるのは子ども本人で、そこには念を押す書き方がされています。

ただし、テスト自体は必ず受験者本人が受けます。

一方で、準備については保護者の手助けを想定した書き方もありました。

「年少の受験者では受験環境の確認や準備が難しい場合もあります。その場合、保護者の皆様は、お子様に受験方法を説明し、手助けをしてあげてください」という文です。

英検のスピーキングテストは、期間内に1回だけ受けられる

受けられる回数にも決まりがありました。

各回次の二次試験(1級から3級)実施日から1年間は受験資格があり、この期間中に一回だけ受験できます。

1年間という長さがあるので、あわてて受ける必要はありません。

ただし1回だけなので、機器の調子が悪い日にやり直すことはできません。

実際の受験期間は、回ごとに日付で公開されています。

2026年度の回スピーキングテストの受験期間
第1回検定2026年6月22日(月)13:00〜2027年7月11日(日)23:59
第2回検定2026年10月26日(月)13:00〜2027年11月14日(日)23:59
第3回検定2027年2月15日(月)13:00〜2028年3月6日(月)23:59
日本英語検定協会「4級・5級スピーキングテスト|日程」より

開始も終了も、日付だけでなく時刻まで指定されているのが特徴です。

英検のスピーキングテストの結果は、郵送されない

結果の受け取り方も、従来型とは違いました。

なお、成績の郵送はありません。

見に行く先は、専用の閲覧ページです。

原則、受験日から30日以内に「合否閲覧」で確認できます。

ここでも英検IDとパスワードが必要になります。

メールアドレスの登録についても、1つ差が書かれていました。

登録しておくと、採点が終わったときに「採点完了通知メール」が届きます。

メールアドレスを入力しなかった場合は、約30日後からログインして結果を閲覧できます。

登録しないと、見に行けるようになるまで約30日待つ形になります。

英検が4級・5級にスピーキングテストを入れた理由も書かれていた

導入の背景を説明したページもありました。

そこには、小学校の話が出てきます。

中高の英語教育や大学入試での4技能化と、小学校での外国語(英語)活動を一致させ、連続性を持たせようというねらいがあります。

方式をCBTにした理由も、同じところに説明があります。

「これは本格的な英語学習に進む前に、なるべく多くの英語初学者の方々に、スピーキングテストを体験していただくためです」

面接官と対面する形にしなかったのは、対象が初学者だからという説明でした。

英語の初期学習者にとって、将来の豊かな「使える英語力」につながるテストとして新設されました。

英検のスピーキングテストのために、今日家で決められること

ここまでで分かったことを、家の作業に置き換えます。

  • 成績表を先に保管する=英検IDとパスワードが書かれているので、これが受験の入口になる
  • 級の合否とは切り離して考える=級認定は一次試験の合否のみで判定されると明記されている
  • 端末とマイクを事前に試す=受けられるのは期間中1回だけなので、当日の不調はやり直せない
  • メールアドレスを登録する=登録しないと結果を見られるのが約30日後になる
  • 受験期間の終了日をカレンダーに入れる=終了は時刻まで指定されている

どれも、協会の公式ページに出てくる言葉だけで決められることです。

スコアと日程は、2026年9月18日に取得した公式ページの表記をそのまま写しました。

日程や動作環境は変更されることがあるので、受ける前に協会の公式ページでご確認ください。

この記事を書くために開いた出典

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