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英検の申し込みで保護者がやることは受験規約3.3に書いてある。11歳未満の判断・付き添い1名・返金なしまで公式だけで整理

子どもが「英検を受けてみたい」と言い出したとき、私がまず思ったのは「で、申し込むのは誰なの?」でした。

小学生の子が自分でクレジットカードを出すわけもなく、結局は親が画面を開くことになります。

けれど申込画面には「保護者の欄」のようなものが見当たらなくて、これで合っているのかが分かりませんでした。

まわりのお母さんに聞くと答えがバラバラで、そのたびに不安が増えました。

そこで、人に聞くのをやめて、公益財団法人 日本英語検定協会が自分で書いている文章だけを読み直すことにしました。

開いたのは、受験規約と、申込ページと、当日に配られる「一次試験受験上の注意」です。

この記事に書いてあるのは、その公式の文章に書いてあったことと、書いていなかったことだけです。

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英検の申し込みで保護者がやることは、受験規約の一文にはっきり書いてある

先に結論を書きます。

日本英語検定協会の「実用英語技能検定 受験規約」の3.3には、こう書かれています。

「11歳未満の年少者が受験する場合は、保護者が本規約および英検ウェブサイトで受験上の案内や注意事項を確認の上、受験が可能かどうかを判断して申し込みを行ってください。」

つまり、保護者に求められているのは「同意欄にチェックを入れること」ではありません。

規約と注意事項を読んで、うちの子が受けられるかどうかを自分で判断すること、そのうえで申し込むことです。

私はこの一文を読んで、ようやく肩の力が抜けました。

親の名前を書く欄がないのは不備ではなく、そもそも「判断する人」として想定されているからでした。

同じ規約の3.1には「各級とも、年齢・職業・学歴などは問いません」とあり、年齢による受験制限はありません。

英検の申し込みには入口が3つあり、保護者がどこまで動くかが変わる

協会のサイトは、受験方法を3つのパターンに分けて説明しています。

ここを取り違えると、そもそも申し込む場所が違ってきます。

入口申し込む人会場
通っている学校・塾が実施する(団体申込)学校・塾の英検担当の先生団体によって準会場または本会場
近隣の一般受験者受け入れ団体(団体申込)受け入れ団体の責任者その団体の会場
個人でお申し込み(個人申込)受験者本人または保護者本会場のみ

団体申込は「志願者数を原則合計10名以上集めて団体として申し込み、受験する制度」と受験規約2.4に定義されています。

だから、通っている教室で実施しているなら、保護者がやることは先生に申込方法を聞くところまでになります。

検定料の支払い方法も、受験票や成績表の受け取りも、先生を通す形になると協会のページに書かれています。

一方、個人申込は本会場のみで、受験票も成績表も協会から登録した住所に直接郵送されます。

ここが、家のポストを気にしなければいけないかどうかの分かれ目でした。

英検を個人で申し込むとき、保護者が先に用意しておくもの

協会の「インターネット申込について」のページは、申込の流れを4ステップで書いています。

  • STEP1 受験級と希望受験地を選ぶ
  • STEP2 生涯学習アカウントの登録またはログイン
  • STEP3 名前や住所などの入力と、支払い方法の選択
  • STEP4 決済して申し込み完了

2023年度第3回検定から、インターネット申込には生涯学習アカウントの登録またはログインが必要だと明記されています。

申込の当日にいきなり開くと、ここで止まります。

支払い方法として書かれているのは、クレジットカード(JCB・MASTER・VISA・NICOS)の一括払い、コンビニ支払、郵便局ATM(Pay-easy)です。

コンビニ支払または郵便局ATM支払の場合は、支払いをもって申し込み完了になると書かれています。

入力を終えただけでは終わっていない、ということです。

コンビニの情報端末機から直接申し込む方法もあり、こちらはローソン・ミニストップ・セブン-イレブン・ファミリーマートが挙げられています。

店頭の端末で出力された「申込券」は、30分以内にレジで支払う必要があると書かれています。

英検の申込期間は、保護者が見るべき締切が支払い方法ごとに違う

私がいちばん危なかったのがここです。

申込期間の最終日と、支払いの締切日が、同じではありませんでした。

2026年度・個人申込申込受付期間クレジットカード締切コンビニ・Pay-easy締切
第1回3月23日(月)〜5月7日(木)5月7日(木)5月4日(月)
第2回6月30日(火)〜9月7日(月)9月7日(月)9月4日(金)
第3回10月30日(金)〜12月14日(月)12月14日(月)12月11日(金)

コンビニ払いを選ぶつもりなら、締切は3日ほど前に来ます。

「まだ1週間ある」と思っていると、そこがもう過ぎているという形です。

試験日のほうも、協会のページに一覧で出ています。

2026年度一次試験(本会場)二次試験A日程二次試験B日程
第1回5月31日(日)7月5日(日)7月12日(日)
第2回10月4日(日)11月8日(日)11月15日(日)
第3回1月24日(日)2月28日(日)3月7日(日)

二次試験の日程は年齢で分かれていて、満20歳以下はB日程、満21歳以上はA日程と書かれています。

子どもが受けるなら、原則としてB日程のほうを家族の予定表に書き込むことになります。

英検の検定料は本会場と準会場で差があり、保護者の負担が変わる

金額は、協会が2026年度の検定料として公表している表がそのまま答えになります。

級本会場(税込)準会場(税込)
1級12,400円実施なし
準1級10,400円実施なし
2級9,000円6,800円
準2級プラス8,600円6,300円
準2級8,400円6,000円
3級6,800円4,900円
4級4,600円2,800円
5級4,000円2,400円

5級で見ると、本会場4,000円に対して準会場は2,400円で、差は1,600円です(いずれも税込・計算値)。

協会は、2026年度の検定料は2025年度より一律100円引き下げたとも書いています。

準会場は団体が設置する会場なので、個人で選んで申し込むことはできません。

準会場で受験できるのは2級から5級までで、1級と準1級は本会場のみと明記されています。

3級以上を準会場で受けた場合も、二次試験は本会場での実施になります。

英検S-CBTの申し込みでも、保護者の立ち会いは認められていない

もう1つの選択肢が英検S-CBTです。

全国47都道府県のテストセンターでコンピューターを使って受ける形式で、原則として毎週土日に実施されていると協会は説明しています。

ただし現在実施されているのは準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級のみで、4級と5級はありません。

小さい子が最初に受けることの多い5級を、S-CBTで受けることはできない、ということです。

そして、保護者にとって大事な一文が「英検S-CBT受験規約」にあります。

第2条3に「協会の事前の許可なく保護者その他付添者の立会いの下受験することはできません」と書かれています。

さらに第12条1では、試験教室には協会の事前の許可なく受験者以外の保護者・付添者は入室できないとされています。

S-CBT側の規約にも、11歳未満の年少者が受験する場合は保護者が確認して判断するようにという、従来型と同じ趣旨の条文が置かれています。

英検の試験当日、保護者の付き添いは1名までで控室の用意はない

これは、協会が受験者に配っている「一次試験受験上の注意」に書いてあります。

「会場内や周辺での混雑緩和の為、付き添いは1名までとなります。なお、保護者控室の設置はございません。」

両親そろって行くことは想定されておらず、待っている場所も自分で確保する必要がある、という意味になります。

同じ注意書きには、禁止事項として自動車・自転車・オートバイでの来場や送迎も挙げられていて、公共交通機関で来るように書かれています。

車で送って近くで待つ、という段取りは組めない前提で考えることになります。

受験規約7.4も同じ方向の書き方です。

「受験中はいかなる場合においても付添者が受験者に付き添うことはできません」と定められています。

そのうえで、試験終了後の待ち合わせ場所と時刻を、試験開始前に十分に打ち合わせておくことを協会は推奨しています。

待ち合わせで合流できなかった場合、協会は責任を負わないとも書かれています。

英検の持ち物は級で違い、保護者が前日に確かめる価値がある

持ち物の一覧も、同じ注意書きに載っています。

  • 一次受験票と、顔写真を貼った本人確認票
  • 有効期限内の顔写真付き身分証明書の原本(4級・5級受験者は不要)
  • HBの黒鉛筆かシャープペンシル、消しゴム
  • 上履きとくつ袋(要・不要は受験票で通知)
  • 腕時計(携帯電話・スマートウォッチを時計として使うのは禁止)

筆記用具・スリッパ・時計などの貸し出しはしないと明記されているので、忘れると代わりが出てきません。

写真については、1級から3級までの受験者は本人確認票に縦3cm×横2.4cmの写真を貼る決まりです。

最近6ヵ月以内に撮影した上半身・無帽・正面のもので、モノクロでもカラーでもよいとされています。

4級と5級は写真が不要なので、最初の1回は写真の手配そのものが発生しません。

受験票・顔写真付き身分証明書は、スマートフォンの画面で見せても無効だとも書かれています。

英検の申し込みは取り消せない。保護者がここだけは押さえておきたい

受験規約4.2は、かなりはっきりした書き方をしています。

「一度申込手続きを完了した方の検定料は理由のいかんを問わず返金できません。また、級の変更による充当、次回以降への充当も認めません。」

熱を出して欠席しても、級を間違えても、お金は戻らないという前提です。

だから協会も、申込級に間違いがないか自分で確認してから手続きするよう書いています。

受験規約7.5には、申し込んだ級と違う級を受験した場合、採点も再試験も返金もしないとあります。

もう1つ、団体申込のときに知っておきたい条文が4.4です。

団体申込責任者は協会の代理人ではないため、申し込み忘れや不備で受験できなかった場合、協会は責任を負わないと書かれています。

学校や塾にお願いした場合でも、申し込めているかどうかの確認は、保護者の側にも残るということです。

英検の書類がいつ届くかを、保護者が先に知っておくと慌てない

個人申込の場合、書類は協会から登録住所に直接届きます。

書類協会が示している到着の目安
一次受験票試験日の1週間前まで
一次試験 個人成績表・二次受験票二次試験の1週間前まで
二次試験 個人成績表・合格証書二次試験後、約3週間以内

試験会場は申込時に指定できず、希望受験地をもとに協会が決めて受験票で知らせる形です。

本会場のページには、試験日の6日前までに受験票で会場を知らせると書かれています。

つまり、会場が分かるのは直前です。

通学経路の下見を予定に組むなら、受験票が届いてからの数日しかありません。

4級・5級の受験者は二次試験がないため、一次試験の後に個人成績表と、合格者には合格証書が届く形になります。

英検の当日にわが子が困りそうな点を、保護者の目で先に潰す

受験規約17には、失格になりうる行為が並んでいます。

そこに「他の受験者に迷惑をかける行為や試験を妨害した(年少者の集中力低下等による迷惑行為を含む)」という一文があります。

小さい子が最後まで座っていられるかどうかを、協会もはっきり論点として書いている、ということです。

これが、規約3.3が「保護者が受験が可能かどうかを判断して」と書いている理由につながります。

受験規約8.2には、受験者が携帯電話などの電源を切れない場合は付添者に預けるように、という記述もあります。

子どもがキッズ携帯を持っている家庭は、ここで一度立ち止まっておくと当日に迷いません。

協会は、年少者が受験する場合は「英検 for kids!」を見て、マークシートの記入練習などを行うようにとも案内しています。

マークシートは、英語より先につまずきうる部分なので、家で1回やっておく価値がありました。

英検の申し込みについて、保護者が今日、家で決められること

読み終えて、今日のうちに手を動かせることは3つでした。

  • 通っている学校・塾で実施しているかを先に聞く。実施しているなら、個人申込の画面を開く前にそちらの案内が先になる
  • 個人申込にするなら、生涯学習アカウントを先に作っておく。締切日に慌てて作ると、支払い締切のほうが先に来ることがある
  • 二次試験のB日程を、申し込む前にカレンダーに置いてみる。返金も次回への充当も認められていないので、予定が合うかを先に見る

この3つは、どれも日本英語検定協会の受験規約と公式ページに書いてあったことだけを根拠にしています。

金額はすべて税込で、協会が2026年度の検定料として示している表から引きました。

日程・検定料・規約は改定されることがあるので、申し込む前には協会のページで最新の記載をご確認ください。

この記事は特定の受け方をすすめるものではなく、公式に書かれている手続きを保護者の目線で並べ直したものです。

この記事を書くために開いた出典

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