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英検3級は中学卒業程度|合格基準スコア1103と353を公式ページで確かめた

英検3級を中学生のうちに取っておいたほうがいいと聞いて、私はまず級のレベルを確かめることにしました。

周りの親からは「中2で取るのが普通」「中3の夏までに」と、いろいろな話が入ってきます。

けれど級の中身を決めているのは公益財団法人 日本英語検定協会なので、協会の公式ページだけを開いて上から読み直しました。

あわせて、中学校学習指導要領(平成29年告示)の語数も並べています。

この記事に書いてあるのは、協会の公式ページと告示に書いてあったことだけです。

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英検3級のレベルは「中学卒業程度」と協会が書いている

3級の「過去問・試験内容」のページに、級の位置づけが1文で書かれています。

原文は「3級は、5級・4級で習得してきた基礎力の集大成の級で、レベルは中学卒業程度とされています」です。

続けて身近な英語を理解し、使用できることが求められます。

つまり3級は、中学3年間を終えたところに置かれた級です。

中1や中2で受けるのは、学校の進度より先を行く受け方になります。

協会が示しているのは学年ではなくレベルの目安で、3級は「中学卒業程度」です。何年生で受けるかは、学年ではなく学習の進み具合で決めます。

英検3級から、書く力と話す力が試験に入る

4級までと3級のいちばん大きな違いは、測る技能の数です。

ページには3級からライティング試験および面接試験が加わり、書く力・話す力が的確に測定されます。

4級までは読む力と聞く力の2技能だったところに、書く力と話す力が足されます。

試験の構成も、一次試験と二次試験の2段階に分かれます。

原文は「試験内容は、一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)に分かれています」です。

一次試験に受からないと二次試験には進めない形になっています。

英検3級の試験時間は、公式に分単位で書かれている

試験時間も、級のページの「特徴」の欄に載っていました。

試験測定技能時間
一次試験リーディング・ライティング65分
一次試験リスニング約25分
二次試験スピーキング(英語での面接)約5分
日本英語検定協会「3級の過去問・試験内容」より

一次試験は合わせて約90分で、小学生や中学生が座り続ける時間としてはそれなりの長さです。

受験会場については本会場/準会場での受験です。

学校でまとめて受けるか、個人で本会場に行くかの2通りがあるという意味です。

英検3級の合格基準スコアは一次1103・二次353で固定されている

合格の線は「合格基準スコア(英検CSEスコア)」という名前で公開されています。

協会のページにある3級の数字は、一次試験が1103、二次試験が353でした。

同じページには「各級の合格基準スコア(英検CSEスコア)は変動しません」と明記されています。

回によって合格の線が上下することはない、という説明です。

参考に、前後の級の一次試験の数字も並べておきます。

級一次試験の合格基準スコア二次試験の合格基準スコア
準2級1322406
3級1103353
4級622スピーキングテスト324(級認定とは別)
5級419スピーキングテスト266(級認定とは別)
日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」より

4級の622から3級の1103へ、一次試験の線が481上がる形になっています。

英検3級の合否は、技能ごとのスコアの合算で決まる

判定のしかたも、協会が条件を書いています。

原文は「各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)を算出し、合格基準スコア(英検CSEスコア)に達した方は、合格と判定されます」です。

さらに一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能の各技能別スコアの合算で合否を判定いたします。

合算なので、1つの技能が低くても他で埋められる設計です。

二次試験については「スピーキングのスコアのみで判定いたします」と別に書かれています。

つまり一次の点は二次に持ち越されません。

英検3級の成績表には「英検バンド」という目安が出る

不合格だったときに、どれくらい足りなかったかを見る欄があります。

協会の説明は「各級の一次試験・二次試験の合格基準スコア(英検CSEスコア)を起点とし、スコアを25点刻みに区切ったもの」です。

合格基準を上回る1つ目のバンドは+1、下回った場合は数字の前にマイナスが付きます。

25点刻みなので、あと何枠だったかが数字で分かります。

再挑戦を決めるときは、この欄を先に見るのが早いということになります。

英検3級と、中学校で扱う語数を並べてみる

「中学卒業程度」がどれくらいの語数なのかも確かめました。

中学校学習指導要領の外国語には小学校で学習した語に1600〜1800語程度の新語を加えた語です。

小学校側は「600〜700語程度の語」なので、合わせて2200〜2500語程度です。

3級が「中学卒業程度」なら、この語数が終わったあたりが本来の受け時ということになります。

ただし協会は3級の語数を公開していないので、ここは告示の側から見た目安です。

中1や中2で受けるなら、学校で扱っていない語を家で足す必要が出てきます。

英検3級の過去問は、公式に3回分だけ置かれている

対策の材料についても、公式の範囲を確かめました。

3級のページには3級の試験内容と、過去1年(3回分)の過去問をご紹介します。

1回分に入っているのは、問題冊子とリスニング原稿とリスニング音源と解答です。

ただし「本会場・準会場F日程(2〜5級のみ)実施分のみダウンロードができます」という条件が付いています。

二次試験については、過去問ではなくサンプル問題が置かれています。

面接の流れを見る「英検バーチャル二次試験」という案内も同じページにありました。

英検3級について、協会が書いていなかったこと

見つからなかったものも並べておきます。

  • ①中学生の合格率=学年別や中学生別の合格率は公開されていない
  • ②何問取れば合格か=正答数から合否を逆算する換算表は公開されていない
  • ③受けるべき学年=「中2まで」といった推奨学年の記載は無い
  • ④3級の語数=級ごとの必要語数は協会のページに書かれていない

合格率や必要語数の数字を見かけたときは、出どころが協会かどうかを確かめたほうが安全です。

協会のページに無い数字は、この記事でも書きませんでした。

英検3級の前後にある4級と準2級を、公式の表記で並べる

どの級から受けるか迷ったので、前後の級の表記も写しました。

4級のページにはレベルは中学中級程度とされています。

4級の一次試験はリーディング35分とリスニング約30分の2技能で、二次試験はありません。

4級には合否に関係なく受けられるスピーキングテストが別に用意されていて、時間は約4分です。

協会は4級・5級の級認定は、従来通り、リーディングとリスニングの一次試験の合否のみで判定します。

その上の準2級は、一次の合格基準スコアが1322です。

つまり中学生が受ける級は、4級か3級か準2級の3つのどこかに入ります。

英検3級を飛ばして上の級から受けることを禁じる記載は、協会のページにはありませんでした。

英検3級を中学生が受けるとき、家で決められる4つ

ここまでの公式の記載だけで決められることを並べます。

  • ①目標の数字は2つだけ覚える=一次1103と二次353で、回によって動かない
  • ②一次は合算だと知る=苦手な1技能を捨てずに、伸びやすい技能で埋める組み方ができる
  • ③二次は別勘定で用意する=スピーキングのスコアだけで判定されるので一次の余裕は効かない
  • ④まず公式の3回分で時間を計る=リーディングとライティングで65分という長さを体で知る

この記事の数字は、2026年9月21日に取得した協会の公式ページと告示の表記をそのまま写しました。

級の構成や試験時間は改定されることがあるので、申し込む前に協会の公式ページでご確認ください。

この記事を書くために開いた出典

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