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小学生の英語検定は5種類|英検Jr・GTEC Junior・TOEFL Primaryを公式で比べた

小学生が受けられる英語の検定にどんな種類があるのか、私は運営団体の公式サイトを1つずつ開いて数えました。

英検の名前は知っていても、その下に子ども向けのテストがあることは最近まで知りませんでした。

まとめサイトの比較表ではなく、それぞれの公式ページに書いてある言葉だけを写しました。

あわせて小学校学習指導要領(平成29年告示)の語数も並べています。

この記事に書いてあるのは、各公式ページと告示に書いてあったことだけです。

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小学生が受けられる英語の検定は、公式サイトで5つ見つかった

私が公式サイトまでたどれたのは、次の5つです。

公式ページを開いて確かめた5つ
  • ①英検Jr.=公益財団法人 日本英語検定協会
  • ②英検(5級から)=公益財団法人 日本英語検定協会
  • ③GTEC Junior=ベネッセコーポレーション
  • ④TOEFL Primary=TOEFL Primaryの日本語公式サイト
  • ⑤ケンブリッジ英語検定 Pre A1 Starters=ケンブリッジ英語検定の日本語公式サイト

これで全部だと言うつもりはありません。

公式ページで中身と時間を確かめられたものだけを並べています。

小学生向けの英検Jr.は、3つのグレードに分かれている

英検Jr.のテスト内容のページには子どもの成長にあわせ、BRONZE、SILVER、GOLDの3つのグレードがあります。

BRONZEは「小学校低学年を対象としたエントリーテストです」です。

SILVERは「小学校中学年程度、BRONZEでの正解率80%以上の児童が対象のテストです」です。

GOLDは小学校高学年程度、SILVERでの正解率80%以上の児童が対象のテストです。

つまり次のグレードに進む目安が、正解率80%という数字で示されています。

ページには「サンプル問題は、何度でも無料で挑戦できるから、最初はBRONZEからはじめてみよう」という案内もありました。

申し込みは、学校や塾で会場を設定するペーパー版と、学校版と、オンライン版が並んでいます。

小学生が英検の5級を受けるときの位置づけ

英検そのものも、小学生が受けられます。

4級のページには英語の学習を始めて最初の目標となる5級の次に目指す級です。

つまり5級が最初の目標の級で、その上が4級という並びです。

5級の一次試験の合格基準スコアは419、任意のスピーキングテストは266でした。

協会は英検4級・5級の級認定は、従来通り、リーディングとリスニングの一次試験の合否のみで判定します。

英検Jr.と違って、英検には合格と不合格が出ます。

小学生向けのGTEC Juniorは、3つの問題タイプに分かれている

GTEC Juniorのテスト概要のページにも、レベル分けが書かれていました。

原文は「レベルによって『Junior1』『Junior2』『Junior Plus』の3つの問題タイプに分けています」です。

問題タイプレベル実施時間出題範囲
Junior 1小学5年生レベル約85分小学3年〜5年の範囲の語い
Junior 2小学6年生レベル約90分小学3年〜6年の範囲の語い
Junior Plus中学1年生レベル約95分小学3年〜中学1年の範囲の語い
ベネッセコーポレーション「GTEC Junior テスト概要」より

3つとも80分を超えるので、5つの中ではいちばん長い試験になります。

ページには「中学生は、Junior Plusのみ受検可能です」という注記も付いています。

評価は「GTEC Junior」Grade 1〜4などで測り、CAN-DOというシートが返ってくます。

小学生向けのTOEFL Primaryは、合否が出ない

TOEFL Primaryのテスト内容のページには、Step 1とStep 2の2段階が書かれています。

設問数はStep 1がリーディング39問・リスニング41問、Step 2が37問・39問でした。

時間はどちらも各セクション約30分です。

受験のメリットの欄には合否がないので自信がつきます。

スコア範囲はStep 1が100〜109、Step 2が100〜115です。

受験料はReading & Listeningが4,000円(税込)です。

「当日も直前まで保護者が同伴OK」という記載もありました。

小学生向けのケンブリッジ英語検定は、話す試験まで入っている

ケンブリッジ英語検定のいちばん下のレベルは、Pre A1 Startersです。

セクション時間パート数
リスニング20分4パート
リーディング & ライティング20分5パート
スピーキング3〜5分イントロ+4パート
ケンブリッジ英語検定 日本語公式サイト「Pre A1 Starters スターターズ」より

5つの中で、いちばん下のレベルからスピーキングが入っているのはこれだけでした。

リスニングには「単語、色、前置詞を聞いて絵の中から正しいものを選んで色をぬって答える」パートがあります。

スピーキングは、絵カードを置く指示を聞き取る形から始まります。

公式には保護者向けの受験ガイドと、模擬面接の動画の案内も置かれていました。

小学生の英語検定を、試験時間と結果の形で並べてみる

5つを同じ表に置くと、選ぶ軸がはっきりしました。

検定時間の目安結果の形
英検Jr.BRONZE約30分・SILVER約35分・GOLD約45分正解率(80%が次のグレードの目安)
英検5級公式ページで級ごとに記載合格・不合格+英検CSEスコア
GTEC Junior約85分〜約95分スコアとGradeとCAN-DOシート
TOEFL Primary各セクション約30分スコアとCEFRレベル(合否なし)
Pre A1 Starters20分+20分+3〜5分公式ページにスケールの案内あり
各運営団体の公式ページより

合否が出るのは英検だけで、ほかの4つはスコアや正解率で返ってきます。

座る時間の長さは、GTEC Juniorとほかの検定でだいぶ違います。

小学生の英語の検定と、小学校で扱う語数を並べる

学校で扱う量も確かめました。

小学校学習指導要領の外国語には600〜700語程度の語です。

授業時数は施行規則の別表第一で、小学5年と小学6年の外国語が各70単位時間です。

小学3年と小学4年は外国語活動で各35単位時間と定められています。

GTEC JuniorのJunior 1が「小学3年〜5年の範囲の語い」なのは、この並びに合わせた設計だと読めます。

ただし各検定が告示に対応していると書いているわけではありません。

小学生の英語検定について、公式が書いていなかったこと

見つからなかったものも並べておきます。

  • ①検定どうしの換算=「英検Jr.のGOLDは英検の何級」という対応表は無い
  • ②おすすめの順番=「まずこれを受けてから次へ」という推奨は無い
  • ③学年の指定=どの検定も「何年生から」という学年の制限は書かれていない
  • ④受験料の横並び=5つの金額を同じ条件で比べられるページは無かった

換算表や「何級相当」という数字を見かけたときは、出どころを確かめたほうが安全です。

公式ページに無い数字は、この記事でも書きませんでした。

小学生に英語の検定を受けさせるとき、家で決められる4つ

ここまでの公式の記載だけで決められることを並べます。

  • ①合否が要るかを先に決める=合格証が目的なら英検、現在地が目的ならスコア型
  • ②座れる時間で絞る=GTEC Juniorは約85分〜約95分、Pre A1 Startersは20分×2
  • ③話す試験が要るかを決める=いちばん下のレベルから入るのはPre A1 Starters
  • ④まず無料のサンプルで試す=英検Jr.のサンプル問題は何度でも無料と書かれている

この記事の数字は、2026年9月21日に取得した各公式ページと告示の表記をそのまま写しました。

試験時間や受験料は改定されることがあるので、申し込む前に各公式サイトでご確認ください。

この記事を書くために開いた出典

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