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英検CSEスコアは25点刻みのバンドで合格までの距離が出る。技能別のCEFR算出範囲も協会の公式ページで数えた

英検CSEスコアは25点刻みのバンドで合格までの距離が出る。技能別のCEFR算出範囲も協会の公式ページで数えた
英検CSEスコアは25点刻みのバンドで合格までの距離が出る。技能別のCEFR算出範囲も協会の公式ページで数えた

英検の成績表に出てくるCSEスコアが何を表しているのかを、数字の面から確かめました。

合否だけ見ていると、この数字は読み飛ばされたままになります。

開いたのは、公益財団法人 日本英語検定協会の「英検CSEスコアとは」のページです。

そこに載っている数字と言葉だけを使って書いています。

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英検CSEスコアは全級共通の物差しとして作られた

結論から書きます。

英検CSEスコアは、ユニバーサルなスコア尺度CSE(Common Scale for English)を英検の各級で表記したものです。

CSEはCommon Scale for Englishの頭文字です。

協会が挙げている特長は3つあります。

  • ①今の英語力や伸長度がひと目で分かる=5級〜1級のすべての級で共通表示
  • ②合格までの距離が分かる=英検CSEスコアで合否判定を行う
  • ③自分の実力が世界基準で分かる=国際標準規格のCEFRに対応している

級が上がっても同じ軸で測れる、という作りです。

級をまたいで比べられます。

固定された合格点そのものは英検の合格点は級ごとに固定されていたと確かめた記事で数えました。↓

英検CSEスコアで表示される技能の数は級で変わる

成績表に出る技能の数は、級によって違います。

級成績表に出る技能技能数
1級・準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング4技能
4級・5級リーディング・リスニングとスピーキングテスト3技能

3級以上はライティングを含めた全4技能のスコアとトータルスコアが出ます。

4級と5級はライティングがないため3技能です。

成績表の見本として協会が公開しているのは、2022年度以降のものです。

技能別のスコアが出るので、どこが弱いかが数字で分かります。

合否の2文字より、学習の重点が具体的に見える形。

成績表には、一次試験と二次試験で別の紙が出ます。

英検CSEスコアでの合否判定は技能別スコアの合算で決まる

合否の決め方にも順番があります。

出発点は各技能の正答数です。

そのあと、合格基準スコアに達した人が合格と判定されます。

試験合否に使う技能判定のしかた
一次試験(3級以上)リーディング・リスニング・ライティング3技能の技能別スコアの合算
一次試験(4級以下)リーディング・リスニング2技能の技能別スコアの合算
二次試験スピーキングスピーキングのスコアのみ

素点はそのままスコアになりません。

各級の合格基準スコアは変動しません。

回によって合格ラインが動くことはない、ということです。

4級・5級の級認定は、従来通りリーディングとリスニングの一次試験の合否だけで決まります。

4級・5級のスピーキングテストは、一次試験の合否に関係なく受験できます。

面接が始まる級の線は英検の面接が始まるのは3級からと確かめた記事にまとめています。↓

英検CSEスコアを25点で区切ったものが英検バンド

合格までの距離を示すしくみが英検バンドです。

英検バンドの決まり中身
起点各級の一次試験・二次試験の合格基準スコア(英検CSEスコア)
刻みスコアを25点刻みに区切ったもの
合格基準を上回る1つ目+1
その上+2
下回った場合数字の前に「-」が付く
表示される場所一次試験・二次試験の両方の成績表

協会が出している記載例は、受験級G2で距離+3という形です。

英検2級の一次試験で合計スコアが1575なら、+3のバンドに位置します。

合格基準スコア1520から25点刻みで3つ上、という読み方になります。

級ごとの記号も決まっています。

級英検バンドの記号
1級G1
準1級GP1
2級G2
準2級プラスGP2Plus
準2級GP2
3級G3
4級G4
5級G5

落ちた回のバンドは次の目安になります。

-2なら50点、-4なら100点足りない、という形で読めます。

英検CSEスコアからCEFRレベルが出る範囲は級ごとに決まっている

CEFRレベルの表示には、級ごとの範囲があります。

協会はこれをCEFR算出範囲と呼んでいます。

CEFRレベル算出できる級ReadingListeningWritingSpeaking4技能総合
C11級670〜651〜666〜613〜2600〜
B21級・準1級595〜600〜586〜519〜2300〜
B1準1級・2級515〜496〜472〜467〜1950〜
A22級・準2級プラス・準2級436〜445〜———

この範囲を下回ると、CEFRレベルは表示されません。

範囲を上回った場合は、その級で算出できる上限のCEFRレベルが出ます。

4級・5級はCEFR算出範囲の外なので、CEFRレベルは出ません。

4技能総合CEFRは、全4技能の技能別スコアを足した4技能総合スコアから決まります。

2022年度以降は、技能別スコアからの技能別CEFRレベルも出ています。

同じB2でも、受ける級によって必要なスコアが違う形です。

国の資料での線の引き方はCEFRと英検の対照表を文部科学省のPDFで読み直した記事で確かめました。↓

英検CSEスコアが発表されたのは2014年9月

この物差しには、できた年があります。

日付できごと
2014年9月1日CSEの研究・開発について発表
2014年12月19日英検のテストブランドを統一

CSEは、一般財団法人 日本生涯学習総合研究所との共同で発表されました。

国際基準規格のCEFRと関連性をもたせたユニバーサルなスコア尺度、という位置づけです。

英語学習の初期段階から生涯にわたる、継ぎ目のないスコア尺度が必要だという考えが背景にあります。

ブランド統一では、児童英検が英検Jr.に、英語能力判定テストが英検IBAに変わりました。

いまの「英検」は、実用英語技能検定・英検Jr.・英検IBAの総称です。

  • 実用英語技能検定=級と合否が出る英検の本体
  • 英検Jr.=2014年までの名前は児童英検
  • 英検IBA=2014年までの名前は英語能力判定テスト

協会が出す志願者数も、この3つの合算で表記されています。

2025年度実施分の志願者数は4,543,122人でした。

そのうち中学・高等学校(高専含む)が3,144,528人で、いちばん多い区分です。

英検CSEスコアの土台になる各級の程度

スコアの前に、級そのものの程度も決められています。

級程度
1級広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる
準1級社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる
2級社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる
準2級プラス身近な話題であれば、社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる
準2級日常生活に必要な英語を理解し、また使用することができる
3級身近な英語を理解し、また使用することができる
4級簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる
5級初歩的な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる

この程度は、審査基準として級ごとに決められています。

審査領域は読む・聞く・話す・書くの4つに分かれています。

1級の読むは、社会性の高い幅広い分野の文章を理解することができる、という水準です。

3級の読むは、身近なことに関する文章を理解することができる、という水準になります。

スコアはこの水準の中での位置を数字にしたものです。

級を飛ばすかどうかを決めるときは、この程度の文を先に読む形になります。

英検 CSEスコアを親が読むときの順番

ここまでを、成績表が届いたときの手順へ並べました。

成績表で見る4つ

  • ①技能別スコアを見る=3級以上は4技能、4級・5級は3技能
  • ②英検バンドを見る=合格基準から25点刻みで何個離れているか
  • ③CEFRレベルを見る=算出範囲に入っていなければ表示されない
  • ④次の級の合格基準スコアと並べる=基準は変動しない

この4つを見れば、次にやることが決まります。

合否の紙を見て終わりにすると、この情報は使われないままになります。

あわせて読みたい

二次試験で落ちたときの扱いは英検の一次免除は翌年度の同じ回まで使えると確かめた記事にまとめました。↓

検定料のほうは英検の受験料はなぜこの金額なのかを協会の決算書で確かめた記事で開いています。↓

最新の内容は、公益財団法人 日本英語検定協会の公式ページでご確認ください。

参考文献

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