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英検S-CBTとは何かを、協会の公式ページだけで確かめた。受けられるのは準1級から3級まで、4級と5級は対象外だった

子どもの英検の話をしていたら、塾の先生から「S-CBTなら土日に受けられますよ」と言われました。

英検なのに毎週やっている、という話が、私にはうまく飲み込めませんでした。

従来の英検と何が同じで何が違うのかが、その場では分かりませんでした。

そこで、公益財団法人 日本英語検定協会が出している英検S-CBTの公式ページを、上から順に開いて読み直しました。

この記事に書いてあるのは、その公式ページに書いてあったことと、書いていなかったことだけです。

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英検S-CBTとは、1日で4技能を測るコンピューター受験の英検のこと

公式ページの「英検S-CBTとは?」には、こう書かれています。

「英検S-CBT は、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングを 1日で測ることができる試験です」という説明です。

その直後に、比較の1行が置かれています。

「英検(従来型)は一次試験、二次試験と2日間の試験です」と書かれています。

つまり、いちばん大きな違いは中身ではなく、日数です。

資格としての扱いについても、同じページに書かれていました。

「英検S-CBTは1日で4技能を測ることができる試験ですが英検(従来型)と同様の級・スコアとして扱われます」と書かれています。

難易度についても、「出題内容、難易度、採点基準は英検(従来型)と変わりません」と明記されています。

英検S-CBTで受けられるのは準1級から3級までの5つだけ

ここが、小学生の親にとっていちばん効く情報でした。

公式ページの「実施級」には「準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級」と書かれています。

そして、その下にこう続きます。

「1級、4級、5級を受験希望の方は、英検(従来型)でご受験ください」と書かれています。

つまり、4級と5級はこの方式では受けられません。

小学生が最初に受けることが多いのは5級や4級なので、そこはまず従来型の話になります。

「毎週土日に受けられる」という話は、3級より上の級に限った話だ、と読めます。

英検S-CBTの検定料は3級で7,700円(2026年度・税込)

検定料は、専用のページに表で置かれていました。

対象級英検S-CBT 検定料(税込)
準1級10,500円
2級9,600円
準2級プラス9,200円
準2級9,000円
3級7,700円
出典=日本英語検定協会「検定料」(2026年度/2026年9月17日に取得)

同じページに「2026年度の検定料は、2025年度の検定料より一律100円引き下げております」と書かれています。

金額はすべて税込の表記をそのまま写しました。

「一次試験免除者も同額です」という但し書きも、同じ場所に置かれています。

英検S-CBTの試験時間は3級で合計105分

試験時間のページには、技能別の内訳が表で載っています。

試験級スピーキングリスニング・リーディング・ライティング合計時間
準1級15分30分・90分135分
2級15分25分・85分125分
準2級プラス15分25分・85分125分
準2級15分25分・80分120分
3級15分25分・65分105分
出典=日本英語検定協会「試験時間」(2026年9月17日に取得)。協会の表ではリーディングとライティングが1つの欄にまとまっています

3級でも、椅子に座っている時間は1時間45分あります。

協会は「合計時間は目安です。試験の進行状況により異なります」と添えています。

集合時間も公開されていて、たとえば3級の午前の回は9時00分が受付開始、9時15分が試験開始、11時25分が終了の目安です。

土日祝日は午前・昼・午後の3つ、平日は午後と夜の2つの時間帯が並んでいます。

英検S-CBTの解答方法は、技能ごとにまったく違う

「試験方法」のページに、4技能の解答の仕方が1つずつ書かれています。

  • スピーキング=ヘッドセットを使用して、音声を聞き取り、マイクに発話する(吹込み式)
  • リスニング=ヘッドセットで音声を聞き、PC画面の選択肢をマウスでクリックして解答する
  • リーディング=PC画面の問題を読み、選択肢をマウスでクリックして解答する
  • ライティング=申込時に「筆記型」か「タイピング型」を選ぶ

ライティングだけが、申し込みの時点で親が選ぶ項目になっています。

筆記型は解答用紙に手書きで記入する方式です。

タイピング型はキーボードで入力する方式で、「キーボードの『持込み』『入力/配列設定の変更』はできません」と書かれています。

受験対象者の欄には「PCの基本的な操作(マウスクリック等)ができることが必要です」とあります。

英検S-CBTは同じ回で同じ級を3回まで受けられる

受験回数についても、公式に数字が書かれています。

「同回次(第1回/第2回/第3回)で同じ級は、3回まで受験可能です」と書かれています。

従来型については「英検(従来型)は年間3回の実施です」と並べて説明されています。

また、併願についても「英検(従来型)との併願も可能」と書かれていました。

ただし「級や地域により毎週実施でない場合があります」という注記が、ページの複数の場所に繰り返し置かれています。

実際に受けられる日は、住んでいる場所と級で変わる、という書き方です。

英検S-CBTの合否の出し方は従来型と同じ

試験結果のページに、判定の仕組みが書かれています。

リーディング・リスニング・ライティングの3技能の合計英検CSEスコアで一次試験の合否を判定する、と書かれています。

スピーキングの英検CSEスコアで二次試験の合否を判定します。

一次と二次をどちらも合格した人が級認定になる、という順番も従来型と同じです。

そのうえで「一次試験合否に関わらず、すべての受験者が1日で4技能を受験し、4技能の英検CSEスコアを取得できます」と書かれています。

落ちても4技能ぶんの数字は残る、ということです。

合格時には、合格証書とともに合格証明書(英文・和文各1通)が無料で送付されると書かれています。

紙の証明書を後から追加で取るときは有料で、和文も英文も1通1,200円(税・送料込み)と表に書かれています。

英検S-CBTの申し込み前に、親が用意するもの

「お申し込み前の確認事項」のページには、準備物が3つ並んでいます。

  • メールアドレス(「@eiken.or.jp」からのメールをブロックしない設定にする)
  • 申込時の推奨環境(スマートフォンはiOS13以降・Android 11以降、パソコンはEdge/Firefox/Chrome/Safari)
  • カラーの顔写真データ

顔写真の条件は細かく、「6か月以内に撮影」「帽子、サングラス、マスクなどの顔を覆うものを何もつけていない」「縦横の比率が4:3」などが列挙されています。

ファイルはJPEGかPNGで、最大6MBまでと書かれています。

この顔写真は「受験票、受験控、成績表に掲載されます」とあるので、当日の本人確認にそのまま使われるものです。

協会は「下記の条件を満たしていればご自身で撮影した写真でも登録が可能です」とも書いています。

英検S-CBTを小学生が受けるとき、公式が書いていること

年齢の条件は、受験対象者の欄に2行で書かれています。

「各級とも年齢・職業・学歴などは問いません」と書かれています。

そのすぐ下に、年少者についての1行があります。

「11歳未満の年少者が受験する場合は、保護者が英検S-CBT受験規約および英検ウェブサイト上の受験上の案内や注意事項を確認のうえ、受験が可能かどうかを判断してお申し込みください」と書かれています。

つまり、11歳未満で受けられるかどうかを決めるのは協会ではなく保護者だ、という書き方になっています。

お知らせ欄には、本人確認についての告知も出ていました。

「2026年4月実施から『顔写真付き身分証明書』の原本提示が必須になります」という見出しが、トップに置かれています。

英検S-CBTについて、この記事で分からなかったこと

公式ページを読んでも、私には分からないままだったことが3つあります。

  • 自宅の近くに会場があるかどうか(「試験会場検索」で調べる形になっていて、一覧はページに載っていません)
  • 11歳未満の子に何級までなら無理がないか(協会は判断を保護者に委ねていて、目安は書かれていません)
  • 子どもがどの身分証明書を持てばよいか(原本提示が必須になるとだけ書かれています)

この3つは今回開いたページに答えが書かれていなかったので、分からないと書いておきます。

身分証明書の具体例については、協会が別に「有効な顔写真付き身分証明書の具体例」という告知を出しています。

英検S-CBTについて、今日わが家で決められること

ここまでで分かったことを、家の作業に置き換えます。

  • 受ける級を先に決める=4級・5級ならこの方式は使えず、従来型の話になる
  • ライティングを筆記型にするかタイピング型にするか決める=申込時に選ぶ項目で、後から画面で選べるものではない
  • 顔写真を先に撮っておく=6か月以内・無帽・縦横4:3・6MBまでという条件が公開されている

どれも、協会の公式ページに出てくる言葉をそのまま使って決められることです。

金額と時間は、2026年9月17日に取得した公式ページの表記をそのまま写しました。

検定料も日程も改定されることがあるので、申し込む前に協会の公式ページでご確認ください。

この記事を書くために開いた出典

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